- 2009-03-12 (木) 17:53
- 近況/メモ
人間科学研究所:志賀誠治さんのワークショップまとめ
ファシリテーションなどのテクニック以前のものとしての在り方には、
素の自分が表れるというオープニングではじまりました。
素の自分というのは自然体であることなのだろうと思いました。
内容としては「ボディトークを学ぶ」という時間で、
内臓まで体をほぐす体験を中心に行いました。
ワーク一覧メモ
・肩ゆすり
・背骨の波おくり
・お尻歩き
・あしか
・カメ
・ゴキブリ体操
・手長サル
・寝ニョロ
・茶せん
・いも洗い
・ホットサンドイッチ
・温泉卵
・タコおどり
・コンニャク返し
・背中ほぐし
・体に表れる心の地図
・手ぶら
・カールルイス
・えりまきトカゲ
・ペンギン歩き
・キョンシー
・白鳥
・人間エレベーター
・ソフトクリーム
・瞬間寝
・人間知恵の輪
・セリフ回し
・ペンキ塗り
・夢体操
書き出すとメニューの名前が面白い。
人間知恵の輪もいわゆるチームビルディングと違って、
自分の動きを他の人とあわせて自然な動きで解いていくことが大切になっています。
<メモ:ボディトークとの出会い>
志賀さんはカウンセリングルームでの限界を感じていたときにボディトークに出会ったということです。
課題があるときには、出会いがあるもんですね。
カウンセリングルームでの限界とは
・1対1の限界
・言葉の限界(心で感じていることに最も近い言葉で言語化しているだけ)
・人対人の限界
その対処法として
・アウトドア(自然の治癒力)
・メタ語(身体感覚)→ボディトーク
へと発展したということでした。
言葉は抽象的だが、体は具体的なので、心にアプローチしやすいとのこと。
話さなくてもいい、観察することによって、場や人の状態を感じていくことは、
様々なシーンで必要だと思っていたので、これらのことはすんなりリンクしていきました。
<メモ:子どもの発達を阻害するもの>
・価値づけ
食べる量や睡眠時間を規定すること
→本来は個々の体が発しているものに気がつきながら食べたり、寝たりするもの
・誇張
花のにおいをくんくんしてみよう・・・
→自分の体の感覚を大切にしないで、一概に「くんくん」というキーワードでくくることに問題がある
・努力
→自然にできることなのに、何かにつけて「がんばる」を連呼する
・妨害
「良い子は時間を守る」というレッテルを貼ることによる弊害
脳の本来持っている平衡感覚や皮膚感覚、身体感覚を社会規範の中に閉じこめてしまうことに問題がある。
追記引用 セルヴァーのセンサリー・アウェアネスより
・価値づけ
経験することすべてのことに価値づけをするように教え込まれる。いつ、どのくらい食べるのが一番いいのか、何時間の睡眠をとらなければならないか、大きくなると寒さに身をさらしたり、からだが雨で濡れたりすることは不愉快で危険なことだと教えられる。子どもは、自然に経験するのではなく、その前に判断することを要求されるようになる。・誇張
すべて誇張するように教えられるということである。花の香りを経験するのに強く鼻をクンクンといわせてかいでみたり、ものをたべるときは大げさに舌鼓をうつようにさせられ、赤ちゃん言葉で話すように要求される。なんでも自然にやるだけでは、十分でないといわれるのである。・努力
努力が必要でないときでもいつでも努力しなさいといわれることである。自然に見たり、聞いたり、話したり、歩いたり、学習したりすることができるのに、そういうときでも努力しなければいけないといわれる。子どもは、すべてのことに努力が必要なのであり、努力しなければ何ごとも起こらない、と思うようになってしまう。・妨害
子どもが何かを一所けんめいやっているときにそれを妨害する傾向がある。よい子どもというのは、来なさいといわれれば、どんなことをしているときでもすぐ来るものだ、ということが強調される。それは子どもの内面にあるリズム感をこわしてしまう。
その結果、以下のような症状が社会現象となっている
・失体感症(どんな感覚なのかわからない)
・失感情症(どの感情なのかわからない)
・失意味症(何のために生きているのかわからない)
自然という言葉は本来ジネン=オノズカラシカルであり、
そこに勝手にあるものである。
つまり、生命は生きる方向へ伸びるようにできているということである。
<本当の学び>
「身体レベルで心が開かれているときに、本来の学びが起きる。」
これは大脳新皮質と大脳古皮質、両方が活性化したときに
学んだことがすっと入ってくるということだろうかと考えました。
何らかの知識的なことが、身体感覚と交わるときに、
腑に落ちるということがよく起きている気がしてなりません。
<参考図書>
紹介してもらったものを列記します。
・センサリー・アウェアネス―気づき 自己・からだ・環境との豊かなかかわり
・ニュー・カウンセリング―からだにとどく新しいタイプのカウンセリング
・「ボディーワークセラピー」宝島編集部、JICC出版局
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